日本と上海での平均給与比較

2022年03月22日

今週、ドル円の為替が120円台を記録し、日本でもSNSキーワードが上位に入りましたが、当年の円・元での日本・上海の給与を比較してみました。

給与差は2000年の約20倍から、2010年約5倍、2020年約1.6倍と格差が無くなってきております。

日本は団塊の世代の退職に伴った平均賃金の下落も考慮しなければいけないところっではありますが、中国上海の人口構造から現在30代の人口が多い為、まだまだ、平均賃金としては上昇することが予想されます。

恐らく、後数年来には平均賃金に関しては逆転する可能性も高いとも推測されます。

中国で「日系企業が給与が低い」と言われるようになり、長らく経過します。

  ・中低ランクの大学、大専による日本語学習者の増加

  ・日本の留学生30万人計画による、留学生の増加

  ・日系企業増による日本語学習者の就労機会の増加

  ・為替などによる駐在員の金銭感覚の変化

など、様々な要因が考えられますが、この幅も深みもある中国市場で戦う為には、為替での通貨価値感をなくしていく事も必要なのかもしれません。